お知らせ
皆さん、こんばんは。
社労士の伊牟田です。
社会保険料は労使の負担を合わせて、支払われた金額の30%程掛かるので高いです。
しかし、私が知る限り大多数の企業さんは、きちんと支払っておられます。
『あなたの会社はまだ、まともに保険料を支払っているのですか?!
社会保険料を削減する方法、教えます!!』する方法、教えます!!』
・・・と、訳のわからない業者がDMを送りつけるのであれば、まだ分からないでもありません。
税理士事務所の職員さんがそれを勧められるケースがあるのです。
経営者に言われて仕方なく提案するのか?それとも歓心を買おうとして提案しているのかは分かりません。
役員給与を毎月10万円にして、賞与をドーンと出す(数百万~数千万円)方法などです。
→ そうすれば、数百万円の保険料負担がなくなったりします。
年金事務所に尋ましたが「違法ではない」との回答です。
「誰にも迷惑を掛けないのに、何が悪いのか」
「合法だから、文句言われる筋合いはない」
おっしゃる通りです。
しかし、単に保険料を逃れるためだけに、おかしな給与の払い方をする経営者の姿勢、
それを提案する税理士事務所の職員さんに対して疑問を持つのです。
それぞれの価値観がありますので「ここはよし」としましょう。
高齢化が進み、社会保障給付費は凄まじい勢いで膨らんでいます。
この国の社会保険制度は、現役世代が高齢者を支える「相互扶助」の考え方です。
収入に合わせて保険料が徴収されます。
税金も同じです。
その私達の支払う税金で、道路があり、教育があり、警察があり、自衛隊があります。
その上で国民の豊かな生活があるのです。
(そのうち、豊かでもなくなると思いますが)
確かに政府のお金の使い方には腹が立ちますが、払うべきものは払う。
大変ですが国民の義務です。
私の(先生に教わった)考え方は次の通りです。
セコいことをして儲けるより付加価値の高い仕事をして、お客様に喜んで頂いて高収益の企業を作る。
世の中に貢献して、しっかり税金も保険料も払った上で、従業員さんにも同業他社より一割程度、高い給料を支払う。
そして、従業員とは責任の度合いが違うご自身もたっぷりと役員給与を貰えばよいではありませんか^^
「王道を行く」
「正々堂々」 です。
今日は以上です。
皆様、よいお時間をお過ごし下さいませ♪
伊牟田社会保険労務士事務所
株式会社ヒューマンパワー
労働保険事務組合 御結会
電話:096-357-0008
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